
がんと言われたばかりの方へ
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「免疫療法」という言葉を聞く機会が増えました。 病院では「免疫チェックポイント阻害薬」を提案され、インターネットでは「NK細胞療法」「樹状細胞ワクチン」などの広告が出てくる。どちらも免疫療法なら、同じような治療なのでしょ...
がんの治療中、知りたいことは次々に出てきます。治療や副作用のことだけでなく、仕事や家事、お金のことまで。けれど、必要な情報を探すのは、思った以上に大変なことがあります。 日本のがんサバイバー350人を対象とした調査では、治療中のグループは積極的に情報を集めている一方で、情報探しの難しさも強く感じていました。...
「がんになったのは、ストレスが多かったからではないか」「感情をため込んでいたからではないか」「もっと前向きになれば、病気にも良いのではないか」。 がんになると、病気の原因を自分の性格や、それまでの生き方の中に探してしまうことがあります。周囲からそんな言葉をかけられることもあるかもしれません。「あのとき無理をしすぎたから?」...
ハンバーガーやポテトチップス、お菓子を食べた後に、「せっかく治療しているのに、台無しにしてしまったかも」と不安になることがあるかもしれません。 でも、一度や時々そうしたものを食べたことで、抗がん剤などの治療効果が即座に消えると示す証拠はありません。...
SNSやブログ、動画で「この医療情報、本当?」と感じたとき、全部を自分自身で判断する必要はありません。まずは「発信者・根拠・表現・金銭的誘導」の4点をざっと確認して、その情報をどう扱うか考えてみましょう。...
「重曹+クエン酸水を健康のために毎日飲んでいる」という情報をSNSなどで見かけることがあります。少量を一度飲んだだけで、健康な人に重大な健康被害が起きるという根拠は確認できません。一方で、「少量なら毎日飲み続けても安全」...
SNSなどで、「重曹とビタミンCを摂るとがんが治る」「がんは酸性だから、重曹で体をアルカリ性にすればいい」といった情報を見かけることがあります。 結論からいうと、重曹(炭酸水素ナトリウム)とビタミンCを組み合わせることで、人のがんが治ると確認された信頼性の高い臨床的根拠はありません。...
「玄米と野菜を中心に食べれば、がんが治る」「肉や乳製品をやめれば、がんは小さくなる」。がんになると、こうした食事法を勧められることがあります。 玄米や野菜を食べること自体と、それらを「がんを治す方法」と考えることは別の話です。全粒穀物や野菜を含む食事には、がんの予防や健康との関係を調べた研究があります。...
血液検査で「好中球が低いですね」と言われると、「免疫がなくなってしまった?」「感染症になっている?」と心配になるかもしれません。 好中球は、細菌や真菌などが体に侵入したとき、かなり早い段階で対応する白血球の一種です。そのため好中球が減ると感染に対する初期の防御力が弱くなります。ただし、好中球が低い=免疫がすべて失われた、あるいはすでに感染している、という意味ではありません。...
「最近疲れやすいけれど、何か栄養が足りないのかな?」そんなとき、血液検査をすれば自分に足りない栄養素が全部分かるのでしょうか。 実は、栄養状態はそれほど単純には分かりません。血液検査で調べやすいものもありますが、血液中の数値だけでは判断しにくいものもあります。...
点滴室(いわゆる「ケモ室」)で、隣の人の点滴が先に終わって帰っていく。それなのに、自分の点滴はまだまだ続きそう。 「同じような抗がん剤治療なのに、私の点滴だけ遅くない?」「もしかして、私は薬が入りにくい体質なの?」 でも、点滴にかかる時間は、人同士で単純に比べることができません。 基本的には「その人の体に薬が入る速さ」ではなく、使う薬の種類や組み合わせ、それぞれの薬で決められた投与方法などによ...
入院すると、治療や検査以外の時間をどう過ごすのか、意外と想像しにくいものです。テレビを見る? スマホを見る? 本を読む? それとも、ほとんど寝ている? 入院患者さんの余暇について調べてみると、スマホの利用や身体活動、余暇プログラムなどを調べた研究はあるものの、「入院中にみんな何をしているのか」を...
抗がん剤の点滴中、周りの人が何をしているのか気になったことはありませんか? 寝ている人もいれば、スマホを見ている人、本を読んでいる人もいます。長い点滴なら、途中でお昼の時間になることも。...
SNSで治療について投稿したら、「抗がん剤なんてやめた方がいい」「抗がん剤は毒だ」「この療法なら治る」などと、知らない人から突然コメントが来た。 心配して言っているのかもしれない。でも、治療中にこんなコメントが続けば、読むだけでも疲れてしまいます。 まず覚えておきたいのは、あなたには、その人と抗がん剤について議論する義務はないということです。...
家族から突然、「もう抗がん剤はやめてほしい」と言われた。「そんなにつらそうなのに、まだ続けるの?」「抗がん剤は体に悪いんじゃない?」「別の治療を探した方がいいよ」。自分では治療を続けようと思っていても、大切な家族から言われると心が揺れることがあります。...
SNSで流れてきたがんの情報。たくさん「いいね」がついていたり、何度もシェアされていたりすると、「これだけ広まっているなら本当なのかな」と思ってしまうことがあります。ところが、日本語のTwitter(現在のX)に投稿されたがん情報を調べた研究では、少し気になる結果が出ています。...
タイムラインに「〇〇でがんが治る」と出会い、驚きと不安でついシェアしそうになった経験はありませんか。誤情報が広がる背景には「人の心理」と「SNSの仕組み」が重なって作用しているためで、誤情報が広がる背景には「人の心理」と「SNSの仕組み」が重なっていて、「だまされる人が悪い」という単純な話ではありません。...
初めての抗がん剤の日。「病院に着いたら、いきなり点滴?」「全部でどのくらいかかる?」「点滴中は何をしていればいい?」と、治療そのものだけでなく、一日の流れが分からないことも不安のひとつです。 外来で抗がん剤治療を受ける場合、一般的には検査や診察をして、その日の治療が可能か確認してから点滴へ進みます。...
結論から言うと、はい。森林浴の後に、NK(ナチュラルキラー)細胞の活性などが上昇したことを示すヒト研究があります。 ただし、ここでいうのは「免疫機能の一部に変化が観察された」という意味です。「免疫力全体が上がる」「がんが縮小する」という意味ではありません。 では、森林浴について実際にどんなことが研究されているのでしょうか。...
高価な健康食品やサプリに頼らなくても、手近な食材と少しの工夫で食事の質を上げられます。まずは買い物前に家のストックを短時間で確認するのが始めやすい一歩です。この記事では、手元の材料を無駄なく使い、調理の手間を抑えながら主食・たんぱく質・野菜のバランスを整える具体例を示します。...




















