点滴室(いわゆる「ケモ室」)で、隣の人の点滴が先に終わって帰っていく。それなのに、自分の点滴はまだまだ続きそう。 「同じような抗がん剤治療なのに、私の点滴だけ遅くない?」「もしかして、私は薬が入りにくい体質なの?」 でも、点滴にかかる時間は、人同士で単純に比べることができません。 基本的には「その人の体に薬が入る速さ」ではなく、使う薬の種類や組み合わせ、それぞれの薬で決められた投与方法などによ...
入院すると、治療や検査以外の時間をどう過ごすのか、意外と想像しにくいものです。テレビを見る? スマホを見る? 本を読む? それとも、ほとんど寝ている? 入院患者さんの余暇について調べてみると、スマホの利用や身体活動、余暇プログラムなどを調べた研究はあるものの、「入院中にみんな何をしているのか」を...
抗がん剤の点滴中、周りの人が何をしているのか気になったことはありませんか? 寝ている人もいれば、スマホを見ている人、本を読んでいる人もいます。長い点滴なら、途中でお昼の時間になることも。...
SNSで治療について投稿したら、「抗がん剤なんてやめた方がいい」「抗がん剤は毒だ」「この療法なら治る」などと、知らない人から突然コメントが来た。 心配して言っているのかもしれない。でも、治療中にこんなコメントが続けば、読むだけでも疲れてしまいます。 まず覚えておきたいのは、あなたには、その人と抗がん剤について議論する義務はないということです。...
家族から突然、「もう抗がん剤はやめてほしい」と言われた。「そんなにつらそうなのに、まだ続けるの?」「抗がん剤は体に悪いんじゃない?」「別の治療を探した方がいいよ」。自分では治療を続けようと思っていても、大切な家族から言われると心が揺れることがあります。...
結論から言うと、はい。森林浴の後に、NK(ナチュラルキラー)細胞の活性などが上昇したことを示すヒト研究があります。 ただし、ここでいうのは「免疫機能の一部に変化が観察された」という意味です。「免疫力全体が上がる」「がんが縮小する」という意味ではありません。 では、森林浴について実際にどんなことが研究されているのでしょうか。...
高価な健康食品やサプリに頼らなくても、手近な食材と少しの工夫で食事の質を上げられます。まずは買い物前に家のストックを短時間で確認するのが始めやすい一歩です。この記事では、手元の材料を無駄なく使い、調理の手間を抑えながら主食・たんぱく質・野菜のバランスを整える具体例を示します。...
治療中の家族が、いつもより食べなくなった。好きだった料理にも手をつけないと、心配になります。「何か食べてほしい」と思う一方で、何度も勧めてよいのか迷うこともあるでしょう。 食事が進まない理由は、「食欲がない」だけとは限りません。食べたい気持ちはあっても、味が違って感じたり、口が痛かったり、少し食べるだけでおなかが苦しくなったりすることがあります。...
治療を始めてから、友達に食事や遊びに誘われることが減った。「気を遣ってくれているのかもしれない」と思っても、これまで届いていた誘いがなくなると、寂しく感じることがあります。 治療中でも、体調がよくて出かけたい日もあれば、家で休みたい日もあります。その日の自分に合う形で友達とつながるには、どうしたらよいでしょうか。...
がんについて調べていると、「5年生存率」「10年生存率」「余命」といった数字を目にすることがあります。もちろん、こうした数字は大切な情報です。でも、数字だけをずっと見ていると、自分のこれからまで数字で決められてしまったような気持ちになることもあります。...
「走ったらウィッグがずれそう」「ダンスで回転したら飛んでいかない?」「ジムで汗をかいても大丈夫?」 治療でウィッグを使うことになっても、ランニングやジム、ダンスなど、好きだったスポーツを続けたい人はいると思います。普段の外出では問題なくても、走る、跳ぶ、回るとなると、さすがにちょっと心配です。 では、「絶対にずれないウィッグ」はあるのでしょうか。...
風が強い日の外出。「今日、ウィッグ大丈夫かな……」と気になることがありますよね。特に駅のホームやビルの間など、突然強い風が吹く場所ではちょっとドキドキします。 残念ながら「これをすれば絶対に飛ばない!」という方法はありません。でも、ウィッグをきちんとフィットさせたうえで、ウィッググリップやテープなどを組み合わせることで、...
「ステージ4 余命」「○○がん 余命」。不安になって検索してみたら、「5年生存率30%」「生存期間中央値12か月」といった数字が出てきて、頭から離れなくなってしまった。そんな経験をする人は少なくないと思います。でも、まず知っておきたいことがあります。 ...
治療が始まる前は、副作用がどのくらい出るのか、いつもの生活をどの程度続けられるのか、まだ分からないことがたくさんあります。 だから、仕事も家事も今のうちに全部組み替えておかなければ――と考えなくて大丈夫です。 治療前にやっておきたいのは、完璧な準備ではなく、...
「体にいいらしいよ」と健康食品を渡されたとき、相手の気持ちはありがたくても、どう返事をすればいいか迷うことがあります。はっきり断ると角が立ちそうで、その場では受け取る人も多いでしょう。 お礼を言って受け取ることと、実際に飲むことは別です。その場で使うと約束したり、飲むかどうかを決めたりする必要はありません。...
治療中、掃除や洗濯まで手が回らない。「家事代行を頼みたいけれど、贅沢かな」と迷うこともあるかもしれません。 家事代行を使うかどうかは、贅沢かどうかだけで決めなくて大丈夫です。今つらい家事を減らせるか、費用を出せるか、家に人を迎えることが負担にならないか。自分の状況に合わせて考えてみましょう。...
食事作りは、献立を考える・買う・調理する・片付けるという四つの仕事の集合です。治療や体調のせいで気力や体力が落ちると、一人で毎日これらを回すのはとても大変になります。 この記事では、『何を食べるか』ではなく『作る役割をどう減らすか』に絞って、今すぐ使える具体案と頼み方の言葉を紹介します。...
最初から「続ける」「休む」をはっきり決める必要はありません。 まずは、短い判断メモで治療予定と体調の波、仕事の負担、利用できそうな制度、働きたい理由を整理することと、そのメモを基に主治医や職場へ相談するのがおすすめです。 この記事は、そのための書き方、伝え方、制度の入口と行動リストを具体的に示します。...
「治療中なのに誘ったら負担かな」「食事に行っても、食べられないものがあるかもしれない」。友達を思うほど、声をかけるのをためらうことがあります。 誘っても大丈夫です。ただ、会えるかどうかは、その日の体調や気持ちによって変わります。「会いたい」という気持ちを伝えながら、断ったり、予定を変えたりしやすい誘い方を考えてみましょう。...
がん治療が始まっても、これまで続けてきたヴィーガンの食習慣を大切にしたい。その希望は、診察や栄養相談で伝えて大丈夫です。 治療中は食欲や体調が変わり、普段どおりに食べられない日もあります。大切なのは「ヴィーガンをやめるか、続けるか」の二択ではなく、...




















