一人暮らしで治療を始める前に準備しておくこと

一人暮らしでがん治療を始めるとき、「具合が悪くなったら、一人で大丈夫かな」と心配になる人もいるかもしれません。でも、治療前から大量の食料や副作用対策グッズを買い込む必要はありません。副作用の種類や出るタイミングは治療によって違いますし、思っていたより普段どおり過ごせることもあります。...

抗がん剤点滴の後、疲れているのに眠れないのはなぜ?

点滴を終えて体は疲れているのに、その夜はなぜか目がさえる。「こんなに疲れたのに眠れないのはなぜ?」と思ったことはありませんか。 理由の一つとして考えられるのが、点滴前に使うステロイドです。例えば、パクリタキセルの点滴前には、薬への反応を防ぐためにデキサメタゾンを使うことがあります。...

治療前から副作用を心配して、食べ物を大量に準備する必要はある?

「抗がん剤が始まったら、ゼリーしか食べられなくなるかも」。そう思うと、治療前にたくさん買っておきたくなるかもしれません。でも、食べやすいものや副作用の出方は人によって違います。最初から大量にそろえず、まずは普段食べ慣れたものを少し用意して、治療が始まってから調整する方法もあります。 ...

副作用が軽くて普通に食べられる人も、食事を変える必要がある?

治療中でも、普段どおりに食事を楽しめている。「それでも、がんにいい食事に変えた方がいいのかな?」と気になるかもしれません。 副作用が軽く、食事量や体重に大きな変化がないなら、治療中という理由だけで献立を大きく変える必要は...

抗がん剤治療中、タンパク質はどのくらい必要?

抗がん剤治療中、「タンパク質をしっかり摂った方がいい」と聞くことがあります。でも、しっかりってどのくらいなのでしょうか。卵を一つ追加すれば十分なのか、それとも肉や魚を毎食食べた方がいいのか。そもそも、なぜ治療中にタンパク質が大切なのでしょう。...

治療中ほど情報が必要なのに、探すのが大変?日本のがん患者350人の調査

がんの治療中、知りたいことは次々に出てきます。治療や副作用のことだけでなく、仕事や家事、お金のことまで。けれど、必要な情報を探すのは、思った以上に大変なことがあります。 日本のがんサバイバー350人を対象とした調査では、治療中のグループは積極的に情報を集めている一方で、情報探しの難しさも強く感じていました。...

乳がんになったスーザン・ソンタグは、なぜ「病気に意味づけしすぎること」に反対したのか

「がんになったのは、ストレスが多かったからではないか」「感情をため込んでいたからではないか」「もっと前向きになれば、病気にも良いのではないか」。 がんになると、病気の原因を自分の性格や、それまでの生き方の中に探してしまうことがあります。周囲からそんな言葉をかけられることもあるかもしれません。「あのとき無理をしすぎたから?」...

治療中にジャンクフードを食べたら治療が台無しになる?

ハンバーガーやポテトチップス、お菓子を食べた後に、「せっかく治療しているのに、台無しにしてしまったかも」と不安になることがあるかもしれません。 でも、一度や時々そうしたものを食べたことで、抗がん剤などの治療効果が即座に消えると示す証拠はありません。...

「重曹+クエン酸でがんが治る」って本当?

SNSなどで、「重曹とビタミンCを摂るとがんが治る」「がんは酸性だから、重曹で体をアルカリ性にすればいい」といった情報を見かけることがあります。 結論からいうと、重曹(炭酸水素ナトリウム)とビタミンCを組み合わせることで、人のがんが治ると確認された信頼性の高い臨床的根拠はありません。...

「玄米菜食だけでがんが治る」と言われたけど本当?

「玄米と野菜を中心に食べれば、がんが治る」「肉や乳製品をやめれば、がんは小さくなる」。がんになると、こうした食事法を勧められることがあります。 玄米や野菜を食べること自体と、それらを「がんを治す方法」と考えることは別の話です。全粒穀物や野菜を含む食事には、がんの予防や健康との関係を調べた研究があります。...

好中球が低いと、体の中では何が起きている?

血液検査で「好中球が低いですね」と言われると、「免疫がなくなってしまった?」「感染症になっている?」と心配になるかもしれません。 好中球は、細菌や真菌などが体に侵入したとき、かなり早い段階で対応する白血球の一種です。そのため好中球が減ると感染に対する初期の防御力が弱くなります。ただし、好中球が低い=免疫がすべて失われた、あるいはすでに感染している、という意味ではありません。...

「最近疲れやすいけれど、何か栄養が足りないのかな?」そんなとき、血液検査をすれば自分に足りない栄養素が全部分かるのでしょうか。 実は、栄養状態はそれほど単純には分かりません。血液検査で調べやすいものもありますが、血液中の数値だけでは判断しにくいものもあります。...

私の点滴、人より遅い気がする。点滴の時間はどうやって決まる?

点滴室(いわゆる「ケモ室」)で、隣の人の点滴が先に終わって帰っていく。それなのに、自分の点滴はまだまだ続きそう。 「同じような抗がん剤治療なのに、私の点滴だけ遅くない?」「もしかして、私は薬が入りにくい体質なの?」 でも、点滴にかかる時間は、人同士で単純に比べることができません。 基本的には「その人の体に薬が入る速さ」ではなく、使う薬の種類や組み合わせ、それぞれの薬で決められた投与方法などによ...

入院中、みんな何してる?病室での過ごし方を調べてみた

入院すると、治療や検査以外の時間をどう過ごすのか、意外と想像しにくいものです。テレビを見る? スマホを見る? 本を読む? それとも、ほとんど寝ている? 入院患者さんの余暇について調べてみると、スマホの利用や身体活動、余暇プログラムなどを調べた研究はあるものの、「入院中にみんな何をしているのか」を...

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