実際に放射線を照射している時間は、一般的な外部照射では数分程度のことがあります。ただし、位置合わせや画像確認などの準備があるため、治療室にいる時間はそれより長くなります。
さらに受付、着替え、待ち時間、会計などを含めた「病院にいる時間」は施設によって異なります。仕事や送迎の予定を立てるなら、照射時間ではなく「受付から終了まで何分くらいか」を病院に確認するのがいちばん確実です。
照射は数分でも、治療には準備時間がかかる
放射線治療では、毎回できるだけ同じ位置に正確に放射線を当てる必要があります。そのため、治療台での位置合わせや画像による確認、必要に応じて固定具の調整などを行ってから照射します。
つまり、時間は大きく3つに分けて考えると分かりやすくなります。
- 照射そのもの: 一般的な外部照射では数分程度のことがあります。
- 治療室にいる時間: 位置合わせや画像確認などを含むため、照射時間より長くなります。
- 病院にいる時間: 受付、着替え、待ち時間、治療、会計などを含み、施設やその日の予定によって変わります。
高精度放射線治療、定位放射線治療、息止め照射などでは、通常より位置合わせや確認に時間がかかる場合があります。
初回や診察がある日は長くなることも
初回の照射は位置合わせや確認に時間がかかり、普段の照射日より長くなることがあります。また、治療開始前には別日に治療計画用CTを撮影したり、治療部位によって固定具を作ったりすることがあります。
治療期間中も毎回同じスケジュールとは限りません。照射だけの日もあれば、医師の診察などが加わり、普段より病院にいる時間が長くなる日もあります。
仕事や予定と両立するなら「病院にいる時間」を聞こう
放射線治療は複数回通院することもあるため、仕事や家族の予定との調整が必要になることがあります。
治療開始前に、
- 「普段の照射日は、受付から終了までどのくらいかかりますか?」
- 「初回や診察がある日は、普段よりどのくらい長くなりますか?」
と確認しておくと予定を立てやすくなります。
施設によっては通院時間帯について相談できる場合もあります。特に治療開始直後は、実際にどのくらい時間がかかるか分かるまで、前後の予定に少し余裕を持たせておくと調整しやすいでしょう。
キャンエビのまとめ
- 病院全体の滞在時間は施設によって異なるため、「受付から終了までの目安」を確認するのが確実です。
- 放射線を実際に照射している時間は、一般的な外部照射では数分程度のことがあります。
- 毎回、位置合わせや画像確認などを行うため、治療室にいる時間は照射時間より長くなります。
- 初回、高精度な照射、診察がある日などは通常より時間がかかる場合があります。






