手術を受けることが決まっても、意外と想像しにくいのが「手術室に入ってから」のこと。ドラマでは手術台に横になった次の場面にはもう手術が始まっていますが、実際には麻酔で眠るまでにいくつかの準備があります。 病院や手術、麻酔の方法によって順番は変わりますが、一般的な全身麻酔ではどんなことをするのか、手術室に入るところから順番に見てみましょう。...
がんになって周囲を見渡しても、同年代の患者がほとんどいない。患者会を探してみたけれど、自分よりずっと年上の人が多かった。AYA世代でがんを経験すると、そんな状況になることがあります。 AYAとは「Adolescent and Young Adult(思春期・若年成人)」の略で、がん医療では一般に15歳から30歳代の世代を指します。...
がんの標準治療を受けながら、「自由診療の治療も追加してみたい」と考えることがあるかもしれません。そこで気になるのが健康保険です。 自由診療を一度受けただけで、その後の保険診療がすべて永久に自己負担になるわけではありません。ただし、...
がん治療中に、ヨガや鍼灸、マッサージ、サプリメント、健康食品などを取り入れている人もいます。こうしたものは、標準治療と一緒に使っても大丈夫なのでしょうか。 結論からいうと、何を取り入れるかによってかなり違います。...
「イベルメクチンでがんが治る」「抗がん剤よりイベルメクチンの方がいい」といった情報を、SNSなどで見かけることがあります。結論からいうと、現時点で、イベルメクチンによって人のがんが治ることを示す信頼性の高い臨床的根拠はありません。...
がんの治療について説明を受けていると、「まず抗がん剤をしてから手術しましょう」「手術のあとにも薬物療法を行います」と言われることがあります。 「がんがあるなら、先に手術で取った方がいいのでは?」「手術で全部取ったのに、どうしてまた治療するの?」と思うかもしれません。...
がんについて検索していると、サプリメント、健康食品、健康機器、自由診療など、さまざまな商品やサービスの広告に出会います。中には数万円、数十万円、それ以上の費用がかかるものもあります。 もちろん、「高額だから怪しい」「自由診療だから信用できない」と決めつけることはできません。...
治療中に食欲が落ちたり、食べられるものが少なくなったりすると、「とりあえずマルチビタミンを飲んでおけば、栄養不足を補えるかな」と考えることがあるかもしれません。 マルチビタミンは、食事から十分に摂れない一部のビタミンやミネラルを補うことはできます。...
高用量ビタミンC療法は、がん治療への応用が実際に研究されており、人を対象とした臨床試験も行われています。ただし、現時点では「がんに効く」と一括りにできる段階ではありません。大規模な第III相試験で患者全体への明確な上乗せ効果が示されなかった例がある一方、一部のがん種や患者群では有望な結果も報告されています。...
「キャンサーギフト」という言葉を聞いたことはありますか? がんになったことで気づいたこと、変わった価値観、新しく得た人間関係などを「がんがくれたもの」という意味で表す言葉です。 ただし、「がんがプレゼントなんて、とても思えない」と感じる人もいるでしょう。...
告知を受けて治療が決まると、「入院にはこれが必要」「抗がん剤ならこれも」「脱毛するならウィッグも」と、急に買うものが増えたように感じることがあります。ネットで治療の準備について調べるほど、便利グッズやケア用品が次々と出てきて、「治療が始まる前に全部そろえた方がいいのかな」と焦ってしまうこともあります。...
結論から言うと、がん治療中だからという理由で、「免疫力アップ」と書かれたサプリや健康食品を急いで買う必要はありません。 「治療のために何かできることはないかな」「少しでも体を強くしておきたい」と思うのは自然なことです。 でも、そこで一度確認したいのが、商品に書かれている「免疫力アップって、具体的に何がアップするの?」ということ。...
外来の点滴室(いわゆる「ケモ室」)で、隣の人は点滴が終わったらスタスタ歩いて帰っていく。それなのに自分はぐったり。 「同じような治療をしているのに、なんで私だけこんなにつらいんだろう」「私の体が弱いのかな」と思ってしまう...
一人暮らしでがん治療を始めるとき、「具合が悪くなったら、一人で大丈夫かな」と心配になる人もいるかもしれません。でも、治療前から大量の食料や副作用対策グッズを買い込む必要はありません。副作用の種類や出るタイミングは治療によって違いますし、思っていたより普段どおり過ごせることもあります。...
実際に放射線を照射している時間は、一般的な外部照射では数分程度のことがあります。ただし、位置合わせや画像確認などの準備があるため、治療室にいる時間はそれより長くなります。 さらに受付、着替え、待ち時間、会計などを含めた「...
友人の旅行写真を見て、以前なら「楽しそう!」と思えたのに、今は素直に喜べない。元気に働く同僚や、何気なく週末の予定を立てている人を羨ましく感じることもあります。 相手が悪いわけではないし、幸せでいてほしい気持ちもある。そ...
点滴を終えて体は疲れているのに、その夜はなぜか目がさえる。「こんなに疲れたのに眠れないのはなぜ?」と思ったことはありませんか。 理由の一つとして考えられるのが、点滴前に使うステロイドです。例えば、パクリタキセルの点滴前には、薬への反応を防ぐためにデキサメタゾンを使うことがあります。...
「抗がん剤が始まったら、ゼリーしか食べられなくなるかも」。そう思うと、治療前にたくさん買っておきたくなるかもしれません。でも、食べやすいものや副作用の出方は人によって違います。最初から大量にそろえず、まずは普段食べ慣れたものを少し用意して、治療が始まってから調整する方法もあります。 ...
治療中でも、普段どおりに食事を楽しめている。「それでも、がんにいい食事に変えた方がいいのかな?」と気になるかもしれません。 副作用が軽く、食事量や体重に大きな変化がないなら、治療中という理由だけで献立を大きく変える必要は...
抗がん剤治療中、「タンパク質をしっかり摂った方がいい」と聞くことがあります。でも、しっかりってどのくらいなのでしょうか。卵を一つ追加すれば十分なのか、それとも肉や魚を毎食食べた方がいいのか。そもそも、なぜ治療中にタンパク質が大切なのでしょう。...




















