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手術室に入ってから麻酔がかかるまで何をする?

手術室に入ってから麻酔がかかるまで何をする?

手術を受けることが決まっても、意外と想像しにくいのが手術当日のこと。「手術室までは歩いて行くの?」「中に入ったら何をするの?」など、細かなことは事前には分からなかったりします。
ドラマでは手術台に横になった次の場面にはもう手術が始まっていますが、実際には病室を出てから麻酔で眠るまでに、いくつかの準備や確認があります。
病院や手術、麻酔の方法によって順番は変わりますが、一般的な全身麻酔ではどんなことをするのか、手術室へ向かうところから順番に見てみましょう。

手術室までは歩いて行く? ベッドで運ばれる?

手術当日は、病室などで準備を済ませ、予定された時間に手術室へ向かいます。手術室といえば、ベッドに寝たまま運ばれていくイメージがあるかもしれませんが、実際には自分で歩いて向かう事も多いです。車椅子やストレッチャーを使う場合もあり、移動方法は体調や手術内容、病院の方針によって異なります。

手術室へ向かう前には、手術着への着替えや、眼鏡、コンタクトレンズ、アクセサリー、入れ歯などの取り扱いについて案内があります。病院によっては、病棟で本人確認をしたり、トイレを済ませたりしてから出発します。何をいつ外すかなど、具体的な準備は病院の説明に従います。

家族がどこまで付き添えるかも病院によって違います。病室や病棟で見送る場合もあれば、手術室の入口付近まで一緒に行ける場合もあります。手術室の前では病棟の看護師から手術室のスタッフへ引き継がれ、名前や手術内容などを改めて確認することがあります。

そして、いよいよ手術室へ。中に入っても、すぐに麻酔が始まるわけではありません。まずは本人確認や手術の準備が行われます。

まずは「お名前を教えてください」

手術室に着くと、最初に本人確認が行われます。名前や生年月日、手術する場所などを聞かれ、「さっきも確認したけど?」と思うくらい何度か確認されることもあります。

これは患者さんや手術部位の取り違えを防ぐための安全確認です。病棟から手術室へ移るとき、手術室に入ったとき、手術を始める前など、それぞれの段階で確認が行われます。

手術台に横になったら、いろいろな機械が付けられる

手術室に入ると手術台へ移動し、胸に心電図、腕に血圧計、指に血液中の酸素の状態を見るパルスオキシメーターなどがつけられます。麻酔中は自分で体調の変化を伝えられないため、こうしたモニターで心拍や血圧、酸素の状態などを確認します。

点滴がまだ入っていなければ、この段階で点滴を始めることもあります。病院によっては病棟ですでに点滴が入っている場合もあります。

顔にマスク「もう麻酔?」と思うかもしれないけれど……

全身麻酔を始める前には、顔にマスクを当てて酸素を吸います。成人で一般的に行われる方法では、この時点ではまず酸素を十分に取り込むためのものです。

準備が整うと、麻酔科医から「これから眠くなりますよ」などと声をかけられ、点滴から麻酔薬が入ります。薬によっては点滴を入れている部分に少し痛みを感じることがありますが、その後は数十秒ほどで意識がなくなります。

「どんな感じで麻酔が効くんだろう?」と気になるところですが、ここでの感じ方や覚えている範囲には個人差があります。

のどに管を入れるのは、麻酔が効いてから

全身麻酔では、手術中の呼吸を助けるために口などから気管へチューブを入れることがあります。「起きたまま、のどに管を入れるの?」と心配になるかもしれませんが、一般的な全身麻酔では、意識がなくなった後に行われます。

そのため、多くの人にとって「手術室に入ってから覚えていること」はここまで。次に気づいたときには、手術が終わっていることになります。

手術室に入ってから麻酔が効くまでは、意外とやることがある

手術室に入ったらすぐ麻酔をかけて手術開始、というわけではありません。本人確認をして、手術台へ移り、モニターをつけ、点滴や酸素の準備をして、状態を確認してから麻酔が始まります。

細かな順番や方法は病院や手術内容によって違いますが、「中に入ったら何をされるんだろう」と思っている人は、このくらいの流れを知っておくと手術当日の様子を少し想像しやすくなるかもしれません。

キャンエビのまとめ

  • 手術室への移動は、歩く場合もあれば、車椅子やストレッチャーを使う場合もあります。移動方法や家族が付き添える範囲は病院によって異なります。
  • 手術室では、まず本人や手術部位などの確認が行われます。
  • 手術台に移ったら、心電図、血圧計、パルスオキシメーターなどを装着します。
  • 一般的な成人の全身麻酔では、酸素マスクで酸素を吸った後、点滴から麻酔薬を入れて意識がなくなります。
  • 気管へチューブを入れる処置は、一般的には意識がなくなってから行われます。
  • 実際の順番や麻酔方法は、病院や手術内容によって異なります。

参考文献

  1. 麻酔 説明書(様式)(公的資料)
  2. 麻酔を受けられる皆様に(麻酔科 患者向けパンフレット)(公的な患者向け情報)
  3. 手術麻酔について(麻酔科説明ページ)(公的な患者向け情報)
  4. 術前から術後までの流れ(麻酔・集中治療医学)(公的な患者向け情報)
  5. 手術の流れ(中央手術センター)(医療機関の患者向け案内)
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