がん治療中だからといって、好きなコーヒーを必ずしもやめる必要はありません。病院から特別な指示を受けていなければ、これまでどおり楽しめる場合があります。朝の一杯で一日を始める、好きなカップで香りを楽しむ、通院帰りにカフェへ寄る。治療が始まっても、こうしたいつもの楽しみまで手放す必要はありません。...
診断数が増えても、新しいがんが増えたとは限りませんがん検診を行うと、それまで見つかっていなかったがんが発見されるため、がんと診断される人が一時的に増えることがあります。また、将来症状を起こさなかった可能性のあるがんまで見つかる「過剰診断」も、診断数が増える理由の一つです。...
がんの体験談には、治療を受けた人にしか分からない気持ちや、通院・入院を乗り切るための工夫が書かれています。同じ悩みを持つ人の言葉に、安心したり励まされたりすることもあります。一方、同じがんの名前でも、病期、がん細胞の性質、治療内容、体の状態は一人ひとり異なります。...
がん治療では、主治医だけでなく、看護師、薬剤師、管理栄養士、医療ソーシャルワーカーなど、複数の専門職が連携することがあります。ただし、ここで紹介する全員が、すべての患者さんの治療に関わるわけではありません。がんの種類や治療内容、入院・外来の違い、患者さんが困っていることに応じて、...
家族や知人から「○○でがんが治った人を知っている」と聞かされることがあります。心配して教えてくれる人もいますが、何度も勧められたり、今の治療を否定されたりして、負担に感じることもあるでしょう。一人の「治った」という体験だけでは、その方法にがんを治す効果があるとは判断できません。...
がん治療中でも、爪や指先に問題がなく、病院から特別な指示を受けていなければ、マニキュアを楽しめる場合があります。好きな色が指先にあると、通院の日や気分が沈みがちな日にも、少し気持ちが変わることがあります。治療中だからといって、おしゃれをすべて我慢する必要はありません。...
ステージ4でも「寛解」はあり得ます。ただし、治癒とは限りません はい。ステージ4でも、治療によってがんが縮小したり、画像などで病変を確認できない状態になったりすることがあります。こうした状態を「寛解」や「完全奏効」と表現する場合があります。...
がんだから一律に『海外旅行不可』とは限りません。現在の体調、治療内容、血液検査の結果、手術からの経過、旅行日程や行き先で判断が変わります。最初の旅行は、移動時間が短く、乗り継ぎが少なく、現地でゆっくり過ごせる日程にすると調整しやすくなります。...
悪い情報が多く見えても、それが患者全体の現実をそのまま表しているとは限りません。 この記事では、なぜネガティブな情報が目につきやすいかをわかりやすく示し、気持ちを整える受け止め方と今すぐ試せる対処法をお伝えします。疲れたら無理せず、できそうな方法だけ選んでかまいません。...
がんと診断されてから治療が始まるまでに時間が空くと、「このまま待っていて大丈夫だろうか」と不安になることがあります。 治療開始までの期間には、診断の確認、がんの広がりや性質を調べる検査、治療方針の検討、手術や入院の日程調整などが行われています。...
高齢者は抗がん剤を受けない方が長生きできるのか? — 年齢だけで決めてはいけない理由 年齢だけを理由に、抗がん剤を受けないほうが長生きできるとは言えません。治療によって生存期間の延長や症状の改善が期待できる人がいる一方、副作用や生活への負担が大きくなる人もいます。...
いいえ。画像で腫瘍が消えた(画像的完全奏効:radiologic CR)は治療がよく効いている重要なサインですが、これだけで『永続的な治癒(将来にわたり再発しないこと)』を断定することはできません。RECISTなどの基準は画像的完全奏効を定義しますが、...
一部を切り取った誤解です。抗がん剤はすべてのがんを必ず治すものではありませんが、がんの種類や進行度、治療の目的によっては、治癒、再発予防、進行抑制、生存期間の延長、症状の緩和などを目的に使われます。 したがって、「治癒できない場合がある」という事実だけから、...
見た目が元気そうでも、疲れや痛み、不安を抱えていることがあります。人と話したり笑ったりできても、その後に休息が必要だったり、人から見えないところでつらさを抱えていたりすることもあります。 「元気そうでよかった」と言われて、安心してもらえたことをうれしく思う一方、...
カレンダーを開くと、採血、診察、点滴の文字ばかり。そんな時期は、その隣に自分のための予定も少し書き加えてみませんか。 通院帰りに好きな飲み物を買う。新しいネイルカラーを試す。家でドラマをまとめて見る。遠出や特別なイベントでなくても、楽しみはつくれます。...
現時点で、コロナワクチンががんの発症や再発、進行を引き起こすことを示す確かな証拠はありません。 接種後にがんが見つかった人がいることや、接種した人に一部のがんが多く診断されたという観察研究があることは事実です。しかし、「接種した後に見つかったこと」と「接種が原因で発生したこと」は同じではありません。...
手術・薬物療法・放射線治療には、それぞれ異なる役割があります。どの治療が上というものではなく、がんの種類や広がり、性質、体の状態、治療の目的などに応じて選ばれます。 手術を行わず、放射線治療や薬物療法で治癒を目指す場合もあります。また、治療効果を高めたり、...
がんと分かっても、すぐに退職を決める必要があるとは限りません。治療の予定や体調、勤務先で利用できる制度を確認してから考えることができます。 一方、体調や仕事内容によっては、治療方針が決まる前でも、いったん仕事を休んだ方がよい場合があります。...
いいえ。糖質を完全にやめるだけでがんを縮小・消失させられるという主張は、現在の科学的根拠では支持されていません。 ワールブルグ効果やFDG‑PETの像が『がん=糖で育つ』という誤解を生みやすい一方で、がんの代謝は多様です。体は食事からの糖を減らしても糖新生などで血糖を一定程度保つため、...
セカンドオピニオンは、現在の診断や治療方針について主治医以外の医師から『意見を聞く』ための仕組みです。受けたこと自体で転院扱いになるわけではなく、相談後に元の病院で治療を続けることもできます。転院したいときは、別途その意...




















