見た目が元気そうでも、疲れや痛み、不安を抱えていることがあります。人と話したり笑ったりできても、その後に休息が必要だったり、人から見えないところでつらさを抱えていたりすることもあります。
「元気そうでよかった」と言われて、安心してもらえたことをうれしく思う一方、「本当はつらいのに分かってもらえない」と感じることもあるでしょう。どちらの気持ちがあっても不自然ではありません。
体調について、いつも詳しく説明する必要はありません。伝えたい相手に、そのとき分かってほしいことだけを話すこともできます。
見た目だけでは分からないつらさがあります
がん治療中の体調は、日によっても一日の中でも変わります。外出できる日があっても、その後に休息が必要になることがあります。笑って話せても、痛みや疲れ、不安がなくなったとは限りません。
周囲の人は、目の前の様子から安心して「元気そう」と声をかけることがあります。しかし、その言葉によって「つらいと言ってはいけない気がする」「元気に振る舞い続けなければ」と感じる人もいます。
見た目と実際の体調が違うことを、無理に説明する必要はありません。
話したくない日や、手伝ってほしい日もあります
治療のことを詳しく話したくない日もあれば、具体的に手伝ってほしい日もあります。
治療の話をしたくないときは、「今日はいつもの話がしたいな」「詳しいことは、また話せるときに聞いてもらえる?」と伝えることもできます。
手伝ってほしいことがある場合は、「今日は早めに帰りたい」「外出の予定は当日の体調で決めたい」「この家事を代わってもらえると助かる」など、必要なことを一つだけ伝えると、相手にも分かりやすくなります。
自分でも何をしてほしいか分からないときは、すぐに答えを出す必要はありません。「今は自分でも分からないけど、必要になったら伝えるね」でも十分です。
伝えても分かってもらえないことがあります
短く伝えても、「でも元気そう」「考えすぎでは」と言われることがあります。分かってもらえないからといって、あなたの伝え方が悪いとは限りません。
何度も説明することに疲れたときは、相手を納得させようとせず、「今日は早めに休む」「今回は参加を見送る」など、その日の予定だけを伝える方法もあります。
相手に十分理解してもらえなくても、自分の体調に合わせて休んだり、予定を変えたりすることはできます。
キャンエビのまとめ
- 見た目が元気そうでも、疲れや痛み、不安があったり、体調に波があったりすることは矛盾しません。
- 体調についていつも詳しく説明する必要はありません。そのとき分かってほしいことだけを短く伝える方法もあります。
- 治療の話をしたくない日も、具体的に手伝ってほしい日もあります。
- 話す内容や範囲は、その日の気持ちや体調に合わせて変えられます。
- 伝えても分かってもらえないときは、相手を納得させようと説明を重ねず、自分の体調に合わせて休んだり予定を変えたりすることを優先できます。








