複数の治療法を提示されると、「結局どれが一番いいの?」と迷うかもしれません。 ただ、選択肢が複数あることは、必ずしも「医師にも分からない」という意味ではありません。医学的に複数の選択肢が考えられ、その中から効果や副作用、生活への影響などを含めて検討する場合があります。...
点滴の最中、ふと「ピコピコ」と音が鳴ると、思わずドキッとしますよね。「薬が入っていない?」「何か起きた?」と気になるかもしれません。 機械のアラームには、点滴が予定の量まで進んだことを知らせるものもあれば、管や機械の状態を確認してほしいと知らせるものもあります。音が鳴っただけで重大なことが起きたとは限りません。...
検索やSNSで医療に関する記事を見て、胸がざわついたり不安になったことはありませんか。全部をあなた一人で判断する必要はありません。 まずは立ち止まって、記事を読む際に確認する「3つのポイント」を使って落ち着きましょう。架空の記事を例に、一緒に確かめる手順を説明します。...
がんについて調べようとすると、病気の説明、薬の情報、治療の研究、生活やお金の話まで、たくさんのページが出てきます。この記事では、今知りたいことから開ける公式サイトの入口をまとめました。気になるページで分からないことがあれば、質問をメモしておいて、診察や相談の場で尋ねることもできます。...
抗がん剤で「髪が抜けるかもしれない」と聞いて、驚いたり、悲しくなったり、まだ考えたくないと思うのは当然のことです。今すぐに髪の毛をどうするかや、ウィッグのことなど、焦って色々決めなくても大丈夫です。今は気持ちが追いつかなくても大丈夫。準備を考えられるようになったら、まず自分の治療での見通しを聞いてみましょう...
手術後すぐに「動きましょう」と言われると、傷が開きそうで不安になるかもしれません。手術後早い段階から体を動かすのは急かすためではなく、寝たままでいることで起こりやすい問題を減らし、回復を助けるためです。「動く」といっても、いきなり長時間運動するわけではありません。...
がん治療では、主治医だけでなく、看護師、薬剤師、管理栄養士、医療ソーシャルワーカーなど、複数の専門職が連携することがあります。ただし、ここで紹介する全員が、すべての患者さんの治療に関わるわけではありません。がんの種類や治療内容、入院・外来の違い、患者さんが困っていることに応じて、...
ステージ4でも「寛解」はあり得ます。ただし、治癒とは限りません はい。ステージ4でも、治療によってがんが縮小したり、画像などで病変を確認できない状態になったりすることがあります。こうした状態を「寛解」や「完全奏効」と表現する場合があります。...
がんと診断されてから治療が始まるまでに時間が空くと、「このまま待っていて大丈夫だろうか」と不安になることがあります。 治療開始までの期間には、診断の確認、がんの広がりや性質を調べる検査、治療方針の検討、手術や入院の日程調整などが行われています。...
いいえ。画像で腫瘍が消えた(画像的完全奏効:radiologic CR)は治療がよく効いている重要なサインですが、これだけで『永続的な治癒(将来にわたり再発しないこと)』を断定することはできません。RECISTなどの基準は画像的完全奏効を定義しますが、...
手術・薬物療法・放射線治療には、それぞれ異なる役割があります。どの治療が上というものではなく、がんの種類や広がり、性質、体の状態、治療の目的などに応じて選ばれます。 手術を行わず、放射線治療や薬物療法で治癒を目指す場合もあります。また、治療効果を高めたり、...
セカンドオピニオンは、現在の診断や治療方針について主治医以外の医師から『意見を聞く』ための仕組みです。受けたこと自体で転院扱いになるわけではなく、相談後に元の病院で治療を続けることもできます。転院したいときは、別途その意...
抗がん剤には、最初から回数や期間が決まっていて、予定どおりに治療を終えるものがあります。また、効果が見られている途中でも、副作用や体調を踏まえて一時的に休んだり、薬の量や組み合わせを調整したりすることがあります。こうした変更は、必ずしも治療の失敗を意味しません。...
はい。多くのがん患者さんは、治療や体調に合わせて短時間で負荷の低い運動(散歩や軽い筋トレ、ストレッチ、バランス訓練など)を段階的に始めることが可能で、がん関連疲労の軽減や体力・筋力の維持、睡眠や気分の改善といった利益が期待できます。...
転移があっても、手術が検討されることはあります。ただし、転移したがんでは、画像で確認できる病変以外にも小さながん細胞が存在する可能性があります。そのため、手術で一部の病変を取り除くより、全身に作用する薬物療法を中心に治療するほうが適している場合があります。...
治療が始まると、病院へ支払う医療費のほかにも、通院の交通費、ウィッグや帽子、食事や日用品などの出費が増えることがあります。 この記事では、こうした治療に伴って暮らしの中で増える費用を「治療周辺費」と呼びます。 必要なものや金額は人によって異なります。最初から全部そろえず、...
いいえ、標準治療は『平均的・最低限』を意味するものではなく、現時点で得られている科学的根拠に基づき、多くの患者に推奨される治療を指します。 これは個々の病期や遺伝子変異、年齢・合併症・患者の希望に応じて選択や調整が行われる出発点であり、常に固定された唯一の選択肢ではありません。...
腫瘍マーカーが基準値内でも『がんはもうない』とは言えません。 いいえ。腫瘍マーカーが検査の基準値内でも、『がんが完全にない(消失した)』とは断定できません。 治療前に高値で治療後に基準値まで低下し維持されている場合は、治療が効いていることを示す有益な情報の...
ステージ(病期)は、がんが体の中でどこまで広がっているかを整理するための指標です。数字だけであなたのすべてが決まるわけではありません。 この記事では、よく使われるTNMという仕組みの意味、数字の読み方で注意する点、検査途中で変わることがある点をやさしく説明します。...
腫瘍マーカーの継続的な低下は、治療が効いている可能性を示す有益な補助情報です。しかし、マーカーだけで画像上の腫瘍縮小や完治を証明することはできません。 この見解は、米国国立がん研究所(NCI)や臨床試験で用いられる画像基準(RECIST/iRECIST)など、...




















