今日は食欲がなくて、茶碗に半分も食べられない。そんな日でも、量を増やさずにタンパク質を摂取できるがあります。
飲み物にしたり、卵や豆腐、缶詰など少量でも食べやすいものを取り入れたり。手間をかけずにできる方法をいくつか紹介します。体調や気分に合わせて、気軽に試せそうなものからトライしてみてください。
飲み物から摂取する:朝食や間食のミルク系ドリンク
固形物がつらい朝は、飲み物にすると取り入れやすいことがあります。牛乳や豆乳にプロテインパウダーを溶かすだけで、コップ一杯でまとまったタンパク質がとれます。
バナナなどのやわらかい果物を少し入れてなめらかにすると、甘いデザートのような飲み心地になります。ブレンダーがあれば、さらにとろりと仕上がります。ギリシャヨーグルトを足す方法もあります。
粉が溶けにくいときは、液体を多めにして、粉は少しずつ混ぜます。ブレンダーを使う場合は、最後に粉を入れるとなじみやすくなります。冷たさやとろみは、飲みやすいところで調整してください。
プロテインや豆乳は商品ごとに味も溶け方も違います。買う前にラベルでタンパク質の量、原材料、アレルゲンを見ておくと、後で困りません。無香料タイプは、他の材料の味を邪魔しにくい選択肢です。
レンジと豆腐で作る、体にやさしい軽食
火を使わず洗い物も少ないのが、マグカップで作るオムレツや蒸し卵です。耐熱の深めのカップに卵を割り入れてほぐし、ふんわりラップをしてレンジにかけます。卵1〜2個でおよそ6〜12g前後のタンパク質がとれます(卵の大きさによって異なります)。
ツナ、チーズ、ハム、刻んだ豆腐を少し足すと、味が深まり、タンパク質も増えます。レンジの出力は家庭ごとに違うので、短めに温めて様子を見ながら足してください。やわらかく仕上げると、のどを通りやすくなります。
甘いものが食べたい日は、絹ごし豆腐をヨーグルト風にした軽食もあります。豆腐をスプーンで細かくくずし、はちみつやジャムをかけます。さっぱりと冷たく、のどごしもなめらかです。分量や食感は、少しずつ味見しながら好みに合わせ、作ったらその日のうちに食べ切るのが無難です。
小皿やスープで、おかずを少し追加
夕食は、大きなおかずを一皿作る必要はありません。ツナ缶やサバ水煮を小皿にほぐし、ゆでた野菜と並べるだけで一品になります。レモンやオリーブオイル、少量のマヨネーズで味をつけると、食が進みにくい日でも食べやすくなります。
ツナ缶(水煮)は、食品成分表の「まぐろ類・缶詰・水煮・フレーク・ホワイト」では、100gあたり18.3gのタンパク質を含みます。実際は商品ごとに差があり、塩分も違うので、パッケージの表示を見て選びます。レトルトの高タンパクな副菜も、同じように表示で確認して、小皿で少し追加する使い方が合います。
スープには、溶けやすいプロテインパウダーを混ぜる方法もあります。温かいポタージュに少しずつ入れ、ダマにならないようよく混ぜます。クリーム系は味がなじみやすく、チーズやハーブで風味を整えられます。味噌汁などの和風の汁物は、風味が変わりやすいので、初めは少量で試すのが向いています。
粉の溶けやすさや風味は商品ごとに違います。合う一品に出会うまで、いくつか試してみてください。
確認しておきたいこと
腎臓の病気などがあると、タンパク質の摂取量に決まりがあることがあります。飲み込みにくさがある場合は、食べ物の形やとろみなどを個別に調整することがあります。主治医や管理栄養士などに相談してください。
キャンエビのまとめ
- 牛乳や豆乳にプロテインパウダーを溶かしたドリンクは、噛まずにタンパク質をとれる朝食向きの一杯。
- レンジで調理した卵や冷たい豆腐は、短い手間で体にやさしい軽食になる。
- ツナ缶の小皿やポタージュへのプロテインパウダーを追加すると、おかず代わりになる。味や溶け方は商品によって違うので、少しずつ試して選べる。
- 市販のプロテインパウダーや強化食品は、ラベルを見て原材料とアレルゲンのご確認を。
参考文献
- 食品詳細:缶詰/まぐろ類/缶詰/水煮(フレーク) – 日本食品標準成分表(八訂)増補2023(FoodDB)(公的資料)
- How to Make a Healthy Smoothie — Johns Hopkins Medicine(医療機関の患者向け案内、2024-07-01)
- Microwave omelet / mug omelet recipes and patient/practical guides (Strong4Life / Henry Ford Health examples)(医療機関の患者向け案内、2025-12-01)
- Tips for Boosting Protein in Your Smoothie Recipes — Vitamix (practical tips from blender manufacturer)(一般サイトの実用情報、2026-09-10)
- Protein in Common Foods — USDA reference list (Protein.pdf) / FoodData Central(公的資料、2019-01-01)








